飛行機の座席のおすすめ!子連れ、乳児、国内線、国際線、など紹介
飛行機の座席を選ぶとき、座席の値段か座席位置で選びます。
また子供連れの場合は、子供に合わせて座席を選びます。
飛行機の座席は窓際や通路際などで機内での過ごし方が違ってきます。
では、どのようにして座席を選べばよいのでしょうか。
そこで今回は
・窓際と通路側の座席位置の違い
・前方と後方の座席位置の違い
・子供連れの場合の座席の選び方
・上位クラスの国内線は安く乗れる?
・非常口付近の座席について
・航空機の安全な席はどこ?
・おすすめの飛行機の座席
・国内線での景色が良く見える座席
について紹介します。
飛行機の座席の窓際と通路側の座席位置の違い
座席を選ぶとき、窓際か通路際なのかを選ぶと思います。
ここでは座席の位置のメリットやデメリットを見てみます。
1.窓際
<メリット>
・景色が上空から眺められる
・壁にもたれて座れる
・隣の人が席を立つ時、わざわざ席を立たずに済む
<デメリット>
・トイレなどで席を立つ場合、隣の人に声をかける必要がある
・収納棚から荷物が取りにくい
・通路側に比べて寒い時がある
2.通路側
<メリット>
・声をかけることなく座席を建てる
・窓際に比べて空間を広く使える
・客室乗務員を呼びやすい
<デメリット>
・足元に荷物を置きにくい
・寝ている時、窓際の人が席を立つ時に起こされることがある
飛行機の機体によって座席の配置が「2-3-2」や「3-3-3」があり、一人で飛行機に乗る場合は、窓際か通路側がおすすめです。
またゆっくりと景色が眺めたい人は「窓側」、トイレが近い人は「通路側」がおすすめです。
飛行機の座席の前方と後方の座席位置の違い
座席は、前方と後方でも飛行機での過ごし方が違います。
1.前方の座席
<メリット>
・エンジンより前にあるので静かに過ごせる
・飛行機の出口が近いので、到着後は早く降りることが出来る
・後方に比べて揺れが少ない
<デメリット>
・機体によって違いますが、前方の座席はJALの「クラスJ」や「ファーストクラス」、ANAの
「プレミアムクラス」などが普通席よりクラスが上なので料金が高い
2.後方の座席
<メリット>
・比較的空いていることが多く、複数の人数で利用する場合は隣同士で座れやすい
・翼の後ろなので、景色を楽しむことが出来る
<デメリット>
・エンジン音が前方に比べ、うるさい
・飛行機の出口が前方にあるので、到着後は降りるのが遅くなる
前方はゆっくり過ごしたい人、後方は複数で座りたい人におすすめです。
子連れの場合の座席の選び方
旅行などで飛行機を利用する時、赤ちゃんと一緒に乗る家族連れがいると思います。
この様な時座席はどこがいいのでしょうか。
ここでは、子供連れや赤ちゃんと一緒の時の座席の選び方を紹介します。
<子連れの場合>
チャイルドシートが要らない子供の場合は「窓側」が良いです。
ちなみに親は「通路側」が良いです。
その理由は、子供が窓際に座っていると景色を眺めることが出来、退屈しないからです。
また窓際は
壁にもたれることが出来るので疲れにくいからです。
<赤ちゃんと一緒の場合>
赤ちゃんや乳児と一緒の場合の赤ちゃんは「真ん中」か「窓側」が良いです。ちなみに親は「通路側」が良いです。
その理由は、親が通路側に座っていれば客室乗務員を呼びやすかったり、トイレに行きやすいからです。
一概には言えませんが、この様に選ぶと良いでしょう。
上位クラスの国内線の飛行機は安く乗れる?
JALやANAには普通席以外にも上位クラスの座席があります。
上位クラスの座席は料金が高くなかなか乗ることが出来ません。
しかし国内線では、料金に少し上乗せで支払えば、上位クラスに乗ることが出来ます。
<JALの座席>
・クラスJ
普通航空券の料金に「1,000円」追加するだけで利用できます。
普通席よりシートピッチが20㎝も広く、腰掛幅も普通席の3倍あり、ゆったりと過ごすことが出来ます。
・ファーストクラス
普通航空券の料金に「8,000円」追加するだけで利用できます。
普通席よりシートピッチが約50㎝も広く、無料で機内食やお酒を楽しむことが出来ます。
普通席以外に上位クラスは、この様な2種類の座席があります。
<ANAの座席>
・プレミアムクラス
普通席に「9,000円」追加すれば、プレミアムクラスを利用できます。
プレミアムクラスを利用すると、機内食やお酒が無料で楽しめます。
国際線になるとビジネスクラス用のスリッパや高性能ヘッドフォンやウール100%の毛布などのアメニティを利用できます。
非常口付近の座席について
非常口座席は前に座席がないので広々としていますが、利用するには条件があります。
・満15歳以上
・搭乗する時に付き添いの方や係員の手伝いを必要としない
・航空機のドアの開閉など緊急脱出の援助を実施することが出来る
・脱出手順の案内や乗務員の指示などを他の乗客に口頭で伝えることが出来る
・同伴者の援助を緊急脱出時にする必要がない
・緊急脱出の援助をすることに同意する必要がある
緊急時に非常口座席は客室乗務員の指示に従い手伝う必要があります。
その為、一定の体力や実行能力が必要となるので
上記の6つの条件を満たさないと予約することが出来ません。
航空機の安全な席はどこ?
飛行機事故は乗り物の中で最も少ないですが、一度事故を起こすと被害が大きいです。
その為、安全な座席に座りたいという方も多いのではないでしょうか。
ここでは「安全な座席」や「安全性の低い座席」などを紹介します。
1.安全な座席
最も安全性の高い座席は、中央の通路の面していない席です。
航空機事故があった時「広報部座席の死亡率が32%」に対して「通路の面していない 中央部の座席は28%」と4%低い結果となっています。
通路に面していない窓際などの座席は、トイレなどに行きづらいという理由で避ける方もいますが、安全性を考えると「通路の面していない 中央部の座席」がオススメです。
2.航空機事故での生存率が高い座席
航空機事故で生存率が高い座席は「非常口から5列目以内の座席」です。
その理由として、非常口に近い座席の方が直ぐに脱出できるからと言われています。
3.安全性の低い座席
安全性の低い座席は「中央部の通路側の席」です。
その理由は明らかにされていませんが、航空機事故の死亡率は「前方座席38%」に対して
「中央部の通路側44%」と高い結果になっています。
安全性を求めるなら中央部の通路側は避けた方が良いかも知れませんね。
おすすめの飛行機の座席
ここでは、航空会社別のオススメ国内線座席を紹介します。
<JAL>
JALのオススメ座席は「クラスJ」です。
クラスJという座席は、普通座席ではないですが1,000円追加する事で利用できます。
座席の幅が広くゆったりと座ることが出来、快適に過ごせることが魅力です。
<ANA>
◎一人旅にオススメ
一人旅でオススメな座席は「前方・通路側」です。
前方のキャビンは比較的静かで、
ドリンクなどのサービスも前方からされることが多いので、
食事などを早めに食べることが出来、早々と寝ることが出来ます。
◎子連れにオススメ
子連れのオススメ座席は「後方・窓側」です。
後方の座席は、団体グループや家族連れなどが多く、
賑やかな雰囲気です。
子供用の食事サービスはサービスの最初にもらえることが多いので、
先に子供を食べさせてから自分の食事がもらえるのが特徴です。
<スカイマーク>
◎景色重視の方にオススメ
景色を重視して席を選ぶなら「1列目~10列目」と「22列目~31列目」の窓際がオススメです。
逆に「11列目~21列目」は景色が見えないので避けましょう。
その理由は次の通りです。
・11列目の窓際には窓がない
・12列目~21列目は、翼の上に座席があるので景色が見えない
◎ゆったりと過ごしたい方オススメ
ゆったりと過ごしたい方は「1列目A・B・C」と「2列目F・G・H」と「16列目」がオススメです。
通常席に比べて足元が広く設計されているのでゆったりと過ごすことが出来ます。
※「B737-800」の機体の場合です。機体によって座席位置が異なることがあるので注意しましょう。
<ピーチ>
◎景色重視の方オススメ
景色を重視して席を選ぶなら「1~8列目」と「21~30列目」のAとF席がオススメです。
このA席とF席は窓際になっており、機体の羽や翼の邪魔がないので景色がよく見えます。
◎ゆったりと過ごしたい方オススメ
ゆったりと過ごしたい方は「1列目」と「12列目」と「13列目」がオススメです。
1列目のファーストシート、12列目と13列目のスマートシートは、
他の座席に比べ足元が広く設計されているのでゆったりと過ごすことが出来ます。
このファーストシートとスマートシートは、普通席に比べて割高となっています。
<ジェットスター>
◎景色重視の方オススメ
景色を重視して席を選ぶなら「1・2・5・8・24・27・30列目」がオススメです。
ジェットスターの窓は全ての座席で真横に窓が来るのではなく、
各席ごとに窓の位置が微妙にズレています。
「1・2・5・8・24・27・30列目」の AとF席については、
真横に窓があるので景色がよく見ることが出来ます。
◎ゆったりと過ごしたい方オススメ
ゆったりと過ごしたい方は「1A・1B・1C」「12列目」「13列目」がオススメです。
この3つの席は、ジェットスターの中で一番足元が広いので快適に過ごすことが出来ます。
◎静かに過ごしたい方にオススメ
静かに過ごしたい方は「2~8列目」「24~27列目」の AとF席がオススメです。
国内線での景色が良く見える座席
国内旅行などで飛行機に乗った時、景色が見たいものです。
ここでは目的地に行くまで景色が良く見える座席を紹介します。
|
景色が良く見える 座席位置 |
オススメの景色 |
羽田空港➜ 北海道(千歳空港) |
機体左の窓際 |
富士山だけでなく日光の男体山と中禅寺湖、猪苗代湖や磐梯山などを見ることが出来ます。 |
羽田空港➜ 沖縄(那覇空港) |
機体の右の窓際 |
沖縄行きの飛行機に乗ると富士山をはじめ、九州の桜島などの景色が見えます。 |
那覇空港➜ 石垣島(石垣空港) |
機体左の窓際 (座席番号A) |
天候が良いと奄美大島や沖縄本島などが見え、サンゴ礁の島が次々と見えます。 |
那覇空港➜ 宮古島(宮古空港) |
機体の窓際 |
強風などで飛行ルートが変わるので、景色が見たい時には窓際が良いです。 ルートによって違いますが、与那覇前浜や伊良部島などが見えます。 |
羽田空港➜ ハワイ(ホノルル空港) |
機体の左の窓際 |
着陸前に飛行機の高度を下げた時、オアフ島のアウラニやフォーシーズンズ、マリオネットのホテルも見ることが出来ます。 |
※窓際でも「羽根の上」や「翼の上と後方」の窓際は景色が見えないので避けましょう。
おすすめの座席
飛行機の座席を選ぶとき、座席の値段か座席位置で選びます。
料金が高いファーストクラスなどの座席は
サービスも充実し、
ゆったり過ごせて快適に過ごせます。
また子供連れの場合は、
子供に合わせて座席を選びます。
子供は窓際で親は通路側が良いでしょう。
今回紹介した座席については、
飛行機の運航会社の機体によって異なる場合があります。
予約する前には座席について航空会社のサイトで調べてみることをおすすめします。
今回は飛行機の座席のおすすめの選び方について紹介しました。